シェアハウスといえば同じ住居を何人かの共同で借りて生活する建物となります。
このシェアハウスは昔も今も存在していますが、そのスタイルは昔と今とではいくらか異なる部分があります。
いずれにしても今も昔も共通しているのは、シェアハウスは寝室以外の浴室やトイレや洗濯機などを共同で使用することに変わりはありません。
それに対して一般の賃貸物件は浴室もトイレも洗濯機も1人で使用するスタイルとなり、その使用エリアには他人が勝手に入れないようにするために鍵で施錠されています。
さて昔と今のシェアハウスの違いでは昔の1970年代くらいよりも前の建物ではプライバシーなどほとんどないそのものでした。
寝室こそ1人ずつ暮らせていましたが、その寝室の部屋へ入るドアには鍵すらない建物もたくさんありましたので、勝手に許可もしていないのに遠慮なく入られてしまうということも珍しくありませんでした。
故に安くて不人気な原因となっていました。
それに対して今のシェアハウスは建物自体も近代化されていて、寝室の部屋にはそれぞれ鍵がついていて、プライバシーを保てるようになっています。
寝室に鍵がついているのである程度は安心して生活が可能になります。
これが昔と今のシェアハウスの決定的な違いとなります。
そんなシェアハウスですが、最近では東京の渋谷など都市部にこのような建物がある意味で人気を集めています。
というのは東京の中心部は依然として大変に土地が高くて、一般の賃貸物件ではワンルームですら10万円くらいになってしまいます。
しかし家賃を割安にするために都心から離れて生活をしたくない人も大変多いのが東京の現状です。
そんな彼らたちの選択肢の1つは一般の賃貸物件を選択するのではなくて、あえて寝室以外は共同使用のシェアハウスで家賃を少し割安にすることを選んでいます。