共用スペースはシェアハウスの魅力の一つです。
誰でも気軽に利用することができ、24時間いつでも好きな時に共有スペースで過ごすことが入居者には許されているのです。
シェアハウスの中には共有スペースの設備の充実ぶりをアピールしている物件も少なくありません。
おしゃれなリビングルームだったり、最新式の調理器具だったりと楽しく暮らすことができるようにと設備投資に力を入れているオーナーも多いのです。
しかしながら、当たり前のことですが共有スペースの設備というのはただではありません。
それは、維持費や管理費として入居者から徴収されているものなのです。
シェアハウスでは、賃料の他に共益費が徴収されます。
この共益費は共有スペースを維持するための費用が含まれています。
シェアハウスには個室以外にも共有スペースがあり、そこでは調理をしたりシャワーを浴びたりすることができます。
これらはすべて共益費によって維持されているものなのです。
また、大勢の人が生活をするぶん、共有スペースは汚れやすくなります。
規模の大きなシェアハウスの場合、毎週共有スペースの清掃を業者に依頼するケースも珍しくはありません。
個室は入居者が自分で掃除をしますが、共有スペースまでは管理が行き届かないことから、業者に頼むところも増えています。
そうなると清掃にかかる費用がかかることから、共益費から賄う必要があるのです。
このように、シェアハウスは共有スペースの維持費がかかるのです。